こんにちは、当ブログ運営者のいまちゃんです。
「なんか都会での生活に疲れてきちゃったな…」「なんで東京に住んでいるんだっけ?」
新型コロナウイルスの影響でリモートワークという概念が一気に広がりました。コロナ収束と共に出社回帰の機運も高まっていますが、「都会で生活する理由」を改めて考え直す人が増えてきていると思います。
今回の記事では、なぜ都会での暮らしは疲れてしまうのか、都会を離れたいと思ってしまうのか、私なりの考えをまとめていきたいと思います。
本記事の簡単なまとめ
- コロナ以降から地方移住に関心のある人は増えている
→20代の約半数が地方移住に関心あり - 筆者が感じる都会での生活に疲れる理由
→人が多すぎる、固定費が高い、自分と他人を比較しがち、子育てがしづらい - 都会での生活に疲れたら地方移住も選択肢の1つ
都会で生きづらさを感じる人が増えている
みなさん、都会といえばどんなイメージがあるでしょうか。
最先端のモノ、新しいモノがなんでもある。夜遅くまで遊べる場所がある。いつも多くの人で賑わっている。特に田舎から都会に上京する人にとっては、キラキラ輝く希望に溢れた場所に感じる。それが都会です。
しかし、実際に住んでみると、確かにたくさんの刺激を味わうことのできる場所ではあるのですが、なんとなく違和感を感じる人が多いのも事実。
生き帰りの電車はいつも満員電車、週末のお出かけはいつも渋滞、気づけば自宅は寝るだけの場所で仕事中心の毎日…。日々のストレスを解消するために稼いだお金を使い、また日々ストレスを溜めていく。
冷静に考えるとなんかおかしい気がしてきますが、「大人になるってそういうことだ」「生きるってそういうことだ」と半ば無意識のうちに考えていたのではないでしょうか?
しかし、2020年からコロナウイルスが発生し、2020年以前の常識が覆されてしまいました。毎日オフィスに出社することがなくなったり、満員電車じゃなくなったり、おしくらまんじゅう状態の人混みも世の中から姿を消しました。
このコロナ禍によって、なんとなく生きづらいけど人生ってこういうもんだよね、という思い込みに疑問を持つ人が増えたのが事実。
第5回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査 / 内閣府
コロナが発生してから、地方移住に関心を持つ人は増え続けています。今回の記事では、都会での生活になぜ疲れを感じてしまうのか、その理由を深堀りしていきたいと思います。
都会での生活に疲れる理由
ここからは、これまでの人生経験を通して私が個人的に感じてきた、都会での生活が疲れる理由を紹介していきたいと思います。
人が多すぎる
一番大きな理由はこれです。都会は人が多すぎる。みなさんも人混みの中を歩いていると、以下のようなことを感じたことはないでしょうか。
- ぶつからないように気を付けて歩かないといけない
- 気を付けていても周りの人とぶつかってしまう
- 大声で騒いでいる人、マナーの悪い人が目につく
- 車の音がうるさい
- 自転車の走り方が傍若無人
- 周囲の人たちがみんなストレスを抱えている
- 歩くスピードが速い
箇条書きで挙げ始めるとキリがないですが、「人が多い」状態はそれだけで負担がかかる状態なのです。視覚や聴覚をはじめ、人間の脳は絶え間なく周りから入ってくる情報を処理し続けています。入ってくる情報が多ければ多いほど、疲労感を感じてしまうのはある意味当然なのです。
固定費が高い
次に私が感じる都会のストレス原因はこれ。固定費が高い。東京だと駅から徒歩15分のアパートが1Rで7万円/月なんてことがザラですが、田舎なら7万円/月あれば2LDKくらいの賃貸が借りられます。
そう考えると、都会の家賃って高すぎませんか?しかも都会の住宅はほとんどの場合、住宅の隣も住宅。日当たりが良い物件を探すだけでも一苦労です。
また、バカにならないのが駐車場代。これまた都会では2万円/月なんて料金がザラです。駐車場代だけで毎月2万円/月もかかったらマイカーなんて持てないですよね…。みんな電車移動になるに決まってます。
自分と他人を比較しがち
みなさんも、ついこんなことをよく考えてしまいませんか?
- あの人が住んでいるのはどの地域・エリア?
- あの人はどこの会社に勤めている?大企業?それとも中小企業?
- あの人の旦那さん/奥さんの職業は?
- あの人の給料は自分より高い?低い?
都会に住んでいる人は、無意識のうちに自分と他人を比較しながら生きてしまっていると感じます。特に価値観を決めつけてしまっているファクターが「お金」。
仕事で成功して、お金をたくさん稼いで、タワマン/高級時計/外車を手に入れた人が成功者。幸せな人。
このような価値観が当たり前に存在していると思います。でも、これって正しい価値観なんでしょうか?
新橋や品川の通勤ラッシュでふと周りを見渡してみると、みんな疲れ切った顔をしています。名の知れた大企業に勤め、煌びやかなオフィスで勤務している人たちがいっぱいいるはずなのに。
「自分にとって幸せは何か?」これを見失わないようにしないと、自分が自分より「上」だと思い込んでいる存在と比較してばかりになり、疲れ切ってしまうのかなと思います。
子育てがしづらい
都会って、正直子育てには向いていないと感じています。一例として、待機児童は都市部に多いです。都会に住むのは核家族世帯が多く、近隣に子どもを任せることができない人が多数存在するためです。
待機児童数は2944人…保育所待機児童の実情(2022年公開版) / Yahoo!JAPANニュース
また、ボール遊びができるような公園も年々その数を減らし続けています。なんなら外でかけっこをするだけで近隣住民から苦情が入る始末…。
前述したように自家用車を持たず公共交通機関で移動する人が多いため、子どもと一緒に移動するだけでも気疲れしてしまいます。実際、都会を歩いていると「○○しちゃダメっていつも言ってるでしょ!」と怒るパパママの姿をよく見かけます。
そのたびに、都会に住んでいると子どもに対してあれもダメ、これもダメ…と制限をかけてしまうことが多いように感じています。
まとめ
ここまで私が個人的に感じている、都会での生活が疲れる理由を解説してきました。これ以外にも、人それぞれ都会での生活に苦痛を感じてしまうポイントがいろいろとあると思います。
- 通勤時間が長い
- 早朝から夜遅くまで仕事している人ばかり
- 休日に出かけても激混み
- 何のサービス受けても高い
もちろんどんな人も都会から田舎に移住すべき!なんて思っていませんし、多種多様な人・文化・情報などが集まる都会に居心地の良さを感じる人もいると思います。
ただ、もし私と同じように都会での暮らしに疑問をお持ちの方がいたら、一度自分自身の生き方を見つめ直してみるのもいいのではないでしょうか。
- コロナ以降から地方移住に関心のある人は増えている
→20代の約半数が地方移住に関心あり - 筆者が感じる都会での生活に疲れる理由
→人が多すぎる、固定費が高い、自分と他人を比較しがち、子育てがしづらい - 都会での生活に疲れたら地方移住も選択肢の1つ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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